小鳥用として安全で安心できる原料です
弊社が独自に名称を付けたオリジナル原料となります。畜産や養殖用飼料の原料として流通している「菓子粉」との混同を避けるためにひらがなの「かしこ」という名称としました。弊社「かしこ」 | 飼料原料用「菓子粉」 | |
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原料 | 小麦粉、全卵、砂糖、脱脂乳、脱脂粉乳、バター | 不特定 |
製造元 | 独占契約している製菓メーカー様 | 不特定 |
価格 | 飼料用小麦粉より価格が高く、原料コストはその分上がってしまいます | 非常に安価 |
内容 | 製品名の公表はできませんが、契約製菓メーカー様の特定銘柄のみを使用しております。製品を同じ形状にそろえるための型抜き工程で得られる“ふち”となる部分であり、製造の度に必ず一定量発生するため、独占契約で安定的に供給いただいております。製品の各原料について、仕入れ先や第三者機関での栄養価の分析証明書等の提示を受けており、品質の安定した、小鳥用として安全で安心できる素材となります。 | 食品残渣(ざんさ)と呼ばれるもので、期限切れを含む売れ残りのケーキ類、ドーナツや菓子パンなどが使用されています。菓子やパンの製造過程で得られた粉も含まれますが、銘柄が特定されませんので小鳥には害のあるチョコレートやカカオなどを含む可能性があり、栄養価も一定ではありません。畜産分野で主に豚用飼料に使われ、豚への嗜好性が高く、健康面、肉質にも好影響があることが知られています。 |
小鳥の嗜好性がぐんとよくなります
小鳥の嗜好性を高めるため、飼料原料用の小麦粉の代わりに採用しました。ペレットは皆さんもご承知の通り、シードに比べると小鳥の嗜好性が低いことがデメリットです。弊社はキラピピの開発時、嗜好性を高めるため様々な原料を吟味しました。試作品の原料に小鳥が好んで食べるシードの配合を試みたこともありますが、ペレットに加工すると好んで食べなくなりました。最終的な嗜好性の良さは、最も配合量の多いトウモロコシ原料を厳選したことと、2番目に配合量の多い小麦粉を「かしこ」に代えたことが決め手となりました。食用の小麦粉を主原料としており風味がよいからです
品質が安定し、香りのよい「かしこ」
ほとんど似通っています
「かしこ」と小麦粉(強力粉)の全粒粉(ぬかを含む全体の粉)の栄養を比較してみました。かしこ
炭水化物 | 蛋白質 | 脂質 | 灰分 | 水分 |
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78.5 | 14.2 | 4.4 | 1.7 | 1.2 |
強力粉/全粒粉
炭水化物 | 蛋白質 | 脂質 | 灰分 | 水分 |
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68.2 | 12.8 | 2.9 | 1.6 | 14.5 |
かしこの配合によって過剰・有害となる成分はありませんので大丈夫です
お菓子そのもの(100%)を与える場合は、商品によって糖分、塩分や乳製品の比率が格段に高くなり、カカオやチョコレートなど鳥に害のあるものが含まれている事もあるため食べさせるべきではないと思います。粘り気を持たないアルファ化状態のため問題ありません
ぬるま湯を吸って膨らんだ
キラピピインコ小粒
熱加工したほうが消化吸収しやすくなります
熱加工によってデンプンなどの成分が腸内で消化吸収しやすくなるのは、他の動物の場合と同様です。
デンプンは分子が鎖状に連なり、立体的らせん構造となって結合しているため、消化液が中に入れず消化されにくいのですが、熱加工でアルファ化することで結合が切れて消化液に触れやすくなります。
穀食鳥は確かにベータデンプンを消化することはできますが、アルファデンプンの方が少ないエネルギーでより効率よく消化吸収できるのです。
病気によって内臓のはたらきが弱まった小鳥の場合、消化液が満足に分泌されず未消化デンプンを含んだ白いフンをします。
ヒトは火を使用するようになってから食べ物の消化吸収が劇的によくなり、寿命も延びました。
ドッグフードやキャットフードも熱加工によって消化されやすく、以前よりペットの寿命が延びている理由のひとつといえます。
熱加工された鳥用ペレットの歴史は浅いですが、鳥の健康や寿命に好影響があるという認識が広まりつつあります。
立体的らせん構造のベータデンプン
アルファデンプン
消化酵素が切断しやすい(分解されやすい)状態
アルファ化デンプンは、そのう内ではなく腸内で糖に変換されます
哺乳類の唾液にはデンプンを糖化するアミラーゼが多く含まれますが、鳥類の唾液は単純な粘液であり食物の燕下を助けるのみで消化液は含まれないといわれています。他社を含めペレットには糖分が含まれますが、そのう炎になりやすいわけではありません
弊社は、小鳥にとって適度な糖分は健康に好影響があると考えています。実証データが得られている信頼性の高い生菌です
「ひかり菌」という名称は、原料名として弊社が独自に付けたものです。関連リンク
ビール酵母とカビ菌に因果関係はありません
ビール酵母を顕微鏡で見るとカビ菌と形が似ているために勘違いされたもので、ビール酵母とカビ菌に因果関係はありませんので安心してください。関連リンク