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ザリガニの飼育方法
ザリガニの飼い方、飼育方法/飼料(餌・エサ)の与え方、選び方
ザリガニの飼い方 はじめてザリガニを飼うのに必要なこと、水槽の設置の仕方、飼料(餌・エサ)の種類など。役立つ情報をまとめました。
  1. ザリガニ(ざりがに)のことをよく知ろう
  2. ザリガニ(ざりがに)の飼育にチャレンジしよう
  3. ザリガニ(ざりがに)の繁殖(ふやす)について
ザリガニ(ざりがに)のことをよく知ろう

1. ザリガニの種類

  • アメリカザリガニ

    アメリカザリガニ
    北アメリカからやってきて日本全国の川や沼・池に生息しているもっとも有名なザリガニだよ。胴体は12cm程度。丈夫なのでとても飼育しやすいよ。

  • 白ザリガニ・青ザリガニ・オレンジザリガニ

    白ザリガニ・青ザリガニ・オレンジザリガニ
    アメリカザリガニから生まれた種類で、白・青・オレンジ色などとてもきれいな色をしたザリガニだよ。固定化しているので白ザリガニのこどもは、白ザリガニになるよ。

  • フロリダブルー

    フロリダブルー
    濃い青色がきれいなフロリダ原産の改良品種。低水温に弱く最適温度は24度前後。

  • ミステリークレイフィッシュ

    ミステリークレイフィッシュ
    1匹で増える不思議なザリガニ。オスはいなくて、全てメスなんだ。約10cm前後の小型種だよ。

  • 日本ザリガニ

    日本ザリガニ
    東北や北海道の湧水に生息する日本の固有種。低水温と水流が必要なので飼育は難しいよ。


2. オス・メスの見分け方

かにに似た大きなハサが特徴のザリガニは、名前に「カニ」が入っているけど、川や沼に棲む淡水性のエビの仲間だよ。

オス・メスの見分け方


3. からだの不思議・色素の不思議

からだの不思議・色素の不思議

アメリカザリガニの体色は、たべものに含まれている赤色色素によって赤くなっているんだよ。 赤色色素が含まれていないさばの切り身などのエサで飼育を続けると体色が赤色から青色、そして白色になるんだ。
からだの不思議・色素の不思議


4. エラ呼吸

エラ呼吸

ザリガニは魚と同じエラ呼吸をしてるんだ。でも特殊なエラをしていて水に濡れていれば陸でも呼吸ができるんだ。 水中に酸素が不足すると、片側の足を下にして横向きになり、水面からエラに空気を取り入れて呼吸するんだよ。


5. 砂でバランス

砂でバランス

ザリガニは短い触角の根元に砂を入れて、体のバランス感覚を調節しているんだ。 脱皮をすると砂がこぼれるので、ハサミで頭に砂をかけて補充するよ。


6. 脱皮

ザリガニは小さくなったカラを脱ぐことを繰り返して大きくなるんだ。不思議なことにハサミや足が取れても脱皮すると再生できるよ。幼若個体は1年に何回も脱皮を行い、成体は約2回脱皮するんだ。食欲はなくなり、カラの色が変色したら脱皮のきざし。尾とこうらのつぎ目にすきまができたら、もうすぐ脱皮するよ。脱皮直後はカラが柔らかく共食いされやすいから、単独飼育にしよう。カラが固くなるのに最低3、4日かかるよ。

脱皮
ザリガニ(ざりがに)の飼育にチャレンジしよう

1. ザリガニの家を作ろう

共食いをするので単独飼育が基本。巣穴となる観賞魚用の土管や流木、石、植木鉢などの隠れ家を設置しよう。複数飼育する場合は60cm水槽で2・3匹までだよ。

  • フィルターを使用して水を深くする場合
  • フィルターを使用しないで水を浅くする場合

2. エサの与え方

1日1~2回食べ残さないように与えてね。食べ残したエサは水を悪化させるので必ず取りのぞこう。エサがたりないとなかまを食べてしまうことがあるよ。
ザリガニはエサを丸飲みにするのではなく、少しずつかじりながら食べるので、食べカスが出て水を汚しやすいんだ。
にぼしなどを与える人もいるけど、水を汚しやすくてニオイも出やすいよ。それだけ与えていると、ザリガニが弱る事もあるよ。

善玉菌入りで水が汚れにくいエサもあるよこちら

3. フタをしよう

フタをしよう

ザリガニは脱走名人。エアーホースをつたって、脱走することもできるので、きっちりフタをしめよう。


4. 水換え

水換え

ろ過装置のついてる水槽なら週1回、ついてない水槽なら週に2、3回、 カルキ抜きで塩素を中和した水と交換しよう。

ザリガニ(ざりがに)の繁殖(ふやす)について

1. 大きさ

頭から尾までの長さが6cmぐらいに成長したら繁殖できるよ。オス1匹に対し、メス1~2匹で飼おう。オスとメスのサイズが違ったり、ハサミが両方ともない場合は交尾しないよ。

2. 産卵

産卵

ザリガニは春と秋頃に卵を産んで、おなかで育てるんだよ。メスのしっぽの裏側やおなかが白くなったら産卵直前だ。夜中から早朝に、メスは身体を折り曲げて水底に横たわり、数百粒を産卵するよ。卵は紫色で、粘液によっておなかにつけるんだ。 単独飼育のメスが産卵することもあるんだけど、無精卵は形が凹んでいたり、オレンジ色の卵が多いんだ。

3. 卵の世話

産卵したらオスを取り出して、メス1匹にしよう。メスは卵の付いたおなかをゆすり、卵に新しい水を送ったり、 脚で卵の掃除をして、大切に守るんだ。

4. ふ化

ふ化

卵の色は紫色から徐々に黒っぽくなって、ふ化間近には透けて中の稚エビが見えるようになるよ。 ふ化までの期間は水道によって異なり、水温23度前後で約2~3週間、晩秋に産卵した場合は、卵を抱えたまま冬眠し、春にはふ化するんだ。 ふ化したばかりの稚エビは約2週間ほど母親のおなかとくっついているんだ。母親から離れ、一人歩きできるまで稚エビにエサはいらないよ。

5. 稚エビの飼いかた

一人歩きできるようになったら、なるべく大きな容器に移し、水草を入れ稚エビがくっつく足場をたくさんつくろう。狭い空間だと稚エビ同士がくっついてしまい、これによって死んでしまうことがあるから注意してね。エサは水草やザリガニのエサを小さく砕いて与えよう。水は汚れやすくなるので水換えも必要だよ。透明だった体の色も脱皮を繰り返し、徐々に色づき、2cm程度になるとハサミも少し大きくなるよ。このころになると共食いをするようになるので、水槽を分けたり飼育容器を大きくしたり、隠れ家を多く入れたりしよう。

6. 冬のすごしかた

アメリカザリガニは、水温が低くなるとエサを食べなくなり、じっとして春を待つんだ。寒い場所で飼育している場合は、水を深くしてエサをほとんど与えず春までそっとしておこう。暖かい場所で飼育している場合は、そのまま飼育できるよ。フロリダブルーなど寒さに弱い種類は観賞魚用のヒーターなどで24度ぐらいにして飼育しよう。